【ダイエット】50以上の論文を解析し、最も痩せる食事法が判明!

こんにちは!

今週は疲れました・・・

暑いってのは言わずもがなですが、やっぱり当直明けで海まで遠出したのがダメでした。

もう若くないので、当直明けはしっかりと寝ないとあとあときついです・・・

当然のように医師にお盆休みなんてものはないので、来週は普通に出勤です。

週末になんとか睡眠負債を払わないとな・・・

明日24時間当直だけど・・・


昨日は日本人のフィットネス事情について書きました。

それの延長線で今日はダイエットについてお話したいと思います。

2014年にフィットネス大国(肥満大国でもある)アメリカで行われたメタ解析です。

”Comparison of weight loss among named diet programs in overweight and obese adults: a meta-analysis.”
”有名なダイエットプログラムによる肥満体成人の体重減少の比較:メタ解析”

英語でいうダイエットとは ”Diet” 「食事」なので、食事によって減量する方法です。「食事法」と訳します。

大雑把にまとめるとこうなりました:

  • 計59の論文から、BMI 25以上の7286人のダイエット参加者と対照群との比較結果を分析した
  • 有名なダイエットプログラムに無作為で参加し、3ヶ月以上の体重報告がある論文を選んだ
  • 食事法はAtkins, Biggest Loser, Jenny Craig, Nutrisystemなどアメリカで主流な11種類である
  • 全てのダイエットプログラムで、6ヶ月後と12か月後調査で平均7キロ前後の減量がみられ、ダイエット法間の有意差はなかった。

ということになりました。

つまり、

何をしても痩せた

ってことです。

著者の最後のまとめでは、「患者が継続できるのであればどのような減量法でも良いと考える」と言っています。

この論文では運動についてはふれていませんが、運動が減量だけじゃなく健康維持に不可欠ってのは周知のことです。

なので昨日の話に戻りますけど、

食事法でも運動法でも大事なのは

継続

すること!

「カレーライスを毎日5杯食べるダイエット!」とか、明らかに怪しいやつでなければ、何をやっても同じなんです。

続ければ痩せれるんです。

論文でも取り上げられていたアトキンスダイエットは日本でも流行ったんでしたっけ?Jenny Craigとかアメリカとカナダ、オーストラリアとかの英語圏では流行ってましたが、日本ではどうなんだろう?

レオが知ってる日本の有名ダイエットと言えばバナナダイエットとか流行りましたね。あとはスリムアップシェイクとか?炭水化物抜きダイエットはずっとありますね。

なんか骨盤にまくやつとか、叫びながら踊ったりするやつとかなかったでしたっけ?

「倒れるだけで腹筋ワンダーコア」はCMが大好きでした!

ちょっと前はライザップが流行っていましたが、今はどうでしょう?

このように毎年新しいダイエットが出ては、消えていきます。みんな新しいダイエットに飛びついて、三日坊主でやめちゃいます。

ホントはこれら全部続けることができれば、どれでも痩せれるんです。

正座ダイエットは・・・無理かな

大事なのは一時頑張るのではなく、毎日コツコツ続けること。

そうすればリバウンドの可能性も下がるし、体への負担も少ないと思います。

コツコツ、コツコツ

ダイエットも勉強も、貯金も投資も

なんでもコツコツ続けるのが大事

まぁでも

それができたら苦労しないんだけどね・・・(笑)

ということで、もう夏もピークアウトしそうですが、今からでも新しいダイエットに挑戦してみるのはいかがでしょうか?

レオは今夜こそしっかり筋トレします!

To be continued

良い論文でした:

Abstract(一部省略)
IMPORTANCE: Many claims have been made regarding the superiority of one diet or another for inducing weight loss. Which diet is best remains unclear.
OBJECTIVE: To determine weight loss outcomes for popular diets based on diet class (macronutrient composition) and named diet.
STUDY SELECTION: Overweight or obese adults (body mass index ≥25) randomized to a popular self-administered named diet and reporting weight or body mass index data at 3-month follow-up or longer.
DATA EXTRACTION AND SYNTHESIS: Two reviewers independently extracted data on populations, interventions, outcomes, risk of bias, and quality of evidence. A Bayesian framework was used to perform a series of random-effects network meta-analyses with meta-regression to estimate the relative effectiveness of diet classes and programs for change in weight and body mass index from baseline. Our analyses adjusted for behavioral support and exercise.
RESULTS: Among 59 eligible articles reporting 48 unique randomized trials (including 7286 individuals) and compared with no diet, the largest weight loss was associated with low-carbohydrate diets (8.73 kg [95% credible interval {CI}, 7.27 to 10.20 kg] at 6-month follow-up and 7.25 kg [95% CI, 5.33 to 9.25 kg] at 12-month follow-up) and low-fat diets (7.99 kg [95% CI, 6.01 to 9.92 kg] at 6-month follow-up and 7.27 kg [95% CI, 5.26 to 9.34 kg] at 12-month follow-up). Weight loss differences between individual diets were minimal. For example, the Atkins diet resulted in a 1.71 kg greater weight loss than the Zone diet at 6-month follow-up. Between 6- and 12-month follow-up, the influence of behavioral support (3.23 kg [95% CI, 2.23 to 4.23 kg] at 6-month follow-up vs 1.08 kg [95% CI, -1.82 to 3.96 kg] at 12-month follow-up) and exercise (0.64 kg [95% CI, -0.35 to 1.66 kg] vs 2.13 kg [95% CI, 0.43 to 3.85 kg], respectively) on weight loss differed.
CONCLUSIONS AND RELEVANCE: Significant weight loss was observed with any low-carbohydrate or low-fat diet. Weight loss differences between individual named diets were small. This supports the practice of recommending any diet that a patient will adhere to in order to lose weight.
概要
重要性:減量に最も適切な食事法に関しては多くの主張がある。どれが一番効果的なのかは明らかではない。
目的:有名な食事法やダイエット教室の減量結果を確定する。
研究選択:BMI25以上の肥満体の成人が無作為で有名な食事法に参加し、3ヶ月以上のBMIデータがある研究を選んだ。
結果:48の特異的な無作為試験をまとめた59の論文(計7286人の参加者)の結果とダイエットをしていない群と比較した。最も体重減少がみられたのは低炭水化物食を推奨する食事法であり(6ヶ月で8.73kg、12ヶ月で7.25kg)、次に低脂肪食を推奨する食事法であった(6ヶ月で7.99kg、12ヶ月で7.27㎏)。各食事法の減量体重の差は小さかった。プログラムによって、ダイエット者へのサポートや運動の有無は結果に変化をもたらした。
結論:どの低炭水化物ダイエット、または低脂肪ダイエットを選んでも、有意な体重減少がみられた。それぞれの食事法間の差は小さかった。これは患者が継続できるのであれば、どのようなダイエットを推奨してもよいと考える根拠となる。

JAMA. 2014 Sep 3;312(9):923-33.